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なぜ経営視点は、習得が難しいのか

 

ビジネスゲーム研修「Marketing Town」を開発・運営する株式会社NEXERA、マーケティングタウン編集部です。 

 

今回はタイトルに書きましたとおり「従業員に経営視点を持たせるには」という、マネジメント層でよくある悩みについて解説します。

 

そもそも「経営視点」とは

経営視点」とはその名の通り、経営者の視点です。経営者は自社の売上や財務状況、市場の状況など、社内外のあらゆる情報を俯瞰し、意思決定を行っています。

 

こうした視点を現場で働く従業員も身につけられれば、社内の動きはより活発化するとともに、全員が能動的に社会に向けての価値提供・利益の最大化に向けて動けるようになるでしょう。

 

 

なぜ経営視点が持てないのか

従業員と経営者の立場の違い

従業員が経営視点を持てない理由はシンプルに「従業員は経営を行ったことがないから」です。

 

多くの企業では「営業部」「マーケティング部」「人事部」「財務経理部」といった形で、職種ごとに部署が設けられた分業体制になっているかと思います。大半の従業員は、その部署の中で与えられたミッションに取り組み、成果を上げることが求められています。業務上、他部署と連携してプロジェクトを進めることはあっても、あくまで課せられている使命は自分の担当する部署で与えられるミッションです。

 

一方で経営者はそれらの部署ごとの働きをまとめ上げる存在です。それぞれの部署の成果を見ながら、適切なリソース配分や経営戦略の策定を行います。普段の業務では、従業員が会社全体の指針を策定することもなければ、経営者が現場で作業を行うこともないでしょう。こうしたそもそもの役割の違いが、従業員に経営視点が身につかない原因であると言えます。

 

もちろん部署単位での成果が企業全体の成果につながっているのですが、営業以外の直接売上を獲得しない部署であればそのつながりもなかなか可視化できないのが現状です。

 

「経営視点」の定義

「経営視点」という言葉は良くも悪くもはっきりとした定義、共通認識が持てないキーワードの1つです。前述した立場・役割の違いがあるなかで、こうした言葉だけを伝えて「経営視点を持て」と言われても、従業員にはイメージがしづらく、そこには認識の齟齬が生まれているかもしれません。

 

従業員は経営視点を持てと言われて、自分が様々なプロジェクトの舵を取りながら必死に業務を遂行していたものの、上司が求めていたのは売上や費用、利益構造に関する基礎知識と自社の財務状況の把握だった、という食い違いも珍しくありません。

 

立場・役割の差があるなかで、理想の状態の共通認識が持てていないことがこうした認識の齟齬を生んでしまいます。

 

経営視点を持たせるためには

このような理由があるなか、従業員に経営視点を持ってもらう鍵は「言葉の言い換え」と「情報の開示」にあると考えます。

 

まず、経営視点をどのような視点であるか、どのようなスキルを身につけるべきかを定義し、伝えることが必要です。先述したとおり、経営視点とは、あくまで経営者が経営者として企業を牽引するために必要な視点・スキルです。この言葉を従業員に伝える際には、一度身につけてほしい視点やスキルを、「会計の知識」や「自社の財務状況の理解」「マーケティングスキル」といった具体度の高い言葉に言い換えることで、より伝わりやすく、身につけやすい言葉になるでしょう。

 

もう1つは、可能な限り情報を公開することです。先日のnoteでも触れましたが、従業員が等しく、多くの情報を持つことは視座の統一や、俯瞰で物事を捉える上で重要です。Slackのオープンチャンネル化を推進したり、営業活動を可視化したりと、社内の従業員が等しく情報を手に入れられる環境づくりが必要です。

 

【公式note記事】社員2人+副業12人! テレワーク下でも、現場に経営視点を持たせるための弊社の取り組み | | Marketing Town(マーケティングタウン)

 

体験で身につける

弊社では、自身が経営者となって経営判断を擬似的に行うことで、経営視点を体感で学べるビジネスゲーム研修「Marketing Town」を提供しています。実際に今すぐ経営者となることはできなくとも、体験として経営者の行う意思決定を疑似体験することで、従業員に経営視点を身につけてもらう1つのヒントとなるでしょう。

 


 

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