導入企業インタビュー
インターネットサービスプロバイダの株式会社朝日ネットでは、新任マネージャー向けの研修としてマーケティングタウンを導入いただきました。
株式会社朝日ネット
インターネット接続サービスの提供や教育支援サービスの企画・開発・提供など。
人材開発室 加々美 様 佐久間 様
導入の目的
マーケティングタウン編集部(以下、編集部):
今回マーケティングタウンを導入いただいた目的やきっかけを教えていただけますか?
佐久間様:
新任マネージャー向けの研修として今回マーケティングタウンを利用しました。これまでは中途入社の社員がマネジメント層の中心となっていましたが、新卒採用をはじめて約15年が経過し、新卒で入社した社員がマネジメント層を務めるようになってきました。そこで会社として体系的な経営視点を学べるマネジメント向けの研修が必要だと感じていました。
特に当社のビジネスモデルがストック型ということもあり、財務に関しての関心や知識が部署によってばらつきがあることが課題となっていました。ストック型の事業では施策などの効果が売上に反映されるまでに時間がかかることもあり、コストとその効果に関しての意識が薄れているのでは、という懸念がありました。
編集部:
今回ゲーム形式のマーケティングタウンをお選びいただいた理由などはありますか?
加々美様:
当社の社員が以前にゲーム型の合同研修に参加し、学びがあったと聞いていたり、中途入社の社員でも経営シミュレーションゲームを経験したことがある人が多かったりということで、ゲーム形式であればインプットとアウトプットの両方で知識が定着しやすいのではと考えていました。
また、財務がメインのテーマでしたので、PCでの自動計算などではなく、実際に手を動かして計算するような研修の方が理解が進みやすいのではと思っており、マーケティングタウンがピッタリだと感じました。
実際にマーケティングタウン研修を実施してみて
編集部:
実際に研修を実施していかがでしたか?
加々美様:
やはり自分が経営者の視点となって仕入れや販促費、売上などを計算してみることで、一連のお金の流れを体感してもらえたことが大きな学びとなったように感じています。他社のBSやPLを読んで分析はできるものの、自分で書いて計算してみるとなると難しかったメンバーもいたようで、もっと理解を深めないとと自身で気づいてもらえたのは良いきっかけになったと思っています。
研修の内容についてもゲーム自体は小売型のモデルですが、講義の部分で当社のビジネスモデルであるストック型の経営モデルの仕組みやポイントを解説していただいたため、より実務に活かしやすい知識が得られたと感じています。
佐久間様:
また、想定していなかった効果としてチームビルディングにもつながりました。ゲームを通じて思考や性格が現れ、それぞれの相互理解にも繋がりました。何より参加メンバーがとても楽しんでいたのが印象的です。
今後の研修について
編集部:
目指している研修や社内教育の体制はありますか?
加々美様:
これまではOJTに近い形でスキルや知識を学んでいましたが、今後はマネジメント層や階層別により体系的な研修を導入して、特に若手のキャリアアップにつなげていきたいです。それに向けて、人事だけではなく全社的にマネジメント層を巻き込んだ学びのプログラムを固めていきたいと考えています。
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